2017年11月7日
日経ビジネス社がビジネスパ-ソン1036人を対象に「働き方改革の弊害と感じることは何か」について実施した調査を公表した。
1位 ~ 仕事がより過密になり疲労が増加した ・・・32.0%
2位 ~ 仕事をしたいのにできない ・・・29.8%
3位 ~ 仕事を通じて学ぶ機会が減少した ・・・22.7%
4位 ~ サ-ビス残業が増加した ・・・14.9%
5位 ~ コミュニケ-ションが取りづらくなった・・・12.0%
が上位になった。
この調査でで、自身が勤める会社が働き方改革に取り組んでいるとした人の割合は62.7%あった。
取り組み始めた時期としては3割以上の企業が2年以内にスタ-トしていた。
急ピッチで進む働き方改革を現場はどのように受け止めているのか、との問いには“満足している”が12.1%だったのに対し、“不満がたまっている”が30.5%と大きく上回った。
一方で、働き方改革に対する経営の姿勢については“良い”が29.8%で“悪い”の22.4%を上回っていた。
経営サイドが打ち出す改革の方向性は評価するものの、現時点では現場の負荷や弊害が大きいと感じている実態が鮮明になった。
以上