2017年8月4日
準大手ゼネコンの労働組合を中心につくる日本建設産業職員労働組合協議会(日建協・田中宏幸議長)は7月18日、今年の賃上げ交渉結果を公表した。加盟35組合のうち、好調な業績を背景にベースアップで妥結した26組合の加重平均は6393円(1.61%)となった。要求提出に先立って会社側からベアの逆提示を受けた労組もあり、そのうちの1社では約1万5000円もの大幅なベアが行われている。3年連続、約7割がベースアップで妥結し、優秀な人材獲得に向けた初任給引上げは19社で行われた。
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