2017年7月5日
企業の人材採用にかかわる立場(経営者・役員・採用担当者・人事決裁者)にいる
400名に「あなたの会社の優秀な人材の定義」について聞いたアンケ-ト結果では
「定義づけすることが難しい」 ・・・・ 36.3%
「定義が確立されているとは思えない」 ・・・・ 25.5%
となっており、かなり多くの企業で定義が決まっていない実体が明らかになった。
このことから、“どんな人材を採用するべきか”が明確にならず採用戦略への影響が
懸念される。また、育成戦略においても“どんな人材に育成するのか”という目標が
定められないため、的確な施策を打つことが難しくなる可能性が高い。
一方、定義づけされているケ-スでは、
「問題解決能力&論理的思考能力」 ・・・・ 30.3%
「コミュニケ-ションの高さ ・・・・ 25.8%
「志の高さ」 ・・・・ 22.3%
「人間関係でのストレス耐性がある」 ・・・・ 18.5%
「タイムマネジメント能力が高い」 ・・・・ 14.3%
「自分の考え方に強い自信を持っている」 ・・・・ 12.8%
などがあったが、企業ごとに人材が活躍できるフィ-ルドは異なるので100の会社があれば100の“優秀な人材像”があってもおかしくない。
我が社の“優秀な人材像”の明確化を改めて確認することの意義は大きい。
以上