2017年6月28日
経団連と東京経協が共同実施した退職金・年金調査によると、60歳退職金は総合職の大卒2,370万円、生産・現業労働者の高卒1,820万円だった。2年前の前回調査からめだった変化はみられず、支給月数では順に40.6カ月、44.2カ月となっている。算定方式ではポイント方式が65.4%を占め、全体の8割が賃上げと連動しない別建て方式を採っている。年金制度の導入割合では、増加傾向が続く確定拠出年金(企業型)が57.4%に伸び、次いで高い確定給付年金(規約型)50.2%との差を広げている。マッチング拠出の導入率は30.2%から35.8%に高まった。