2024年7月8日
民間シンクタンクの産労総合研究所は、2024年4月に入った新入社員の大卒初任給は前年より4.01%高い22万6341円だったと発表した。
上昇率は1991年の5.2%以来の高い水準になった。
大卒初任給の伸びは22年まで1%を下回って推移していたが、23年は2.84%まで高まった。
高卒の初任給も24年は上昇率が4%を超えた。
初任給を引き上げた理由を複数回答で聞いたところ、「人材を確保するため」(81.8%)が最も多く、「在籍者のベ-スアップがあったため」(37.4%)が続いた。
産労総研では「人手不足を背景に、他社よりも高い水準に設定する企業が増えている」と分析している。
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