2024年6月11日
東京商工会議所の調査によると、2024年度新入社員に就職先の会社にいつまで働きたいかとの問いで「チャンスがあれば転職」との回答が23年度比6.4ポイント増の26.4%となり、調査記録が残る1998年度以来最高となったことがわかった。
「定年まで働きたい」の21.1%(23年度から3.3ポイント低下)を上回り、長期勤続志向の低下があらわになった。
就職活動が「順調だった」「ほぼ順調だった」は合計で66.2%とコロナ禍以降で最も高かった。
人手不足を背景に売り手市場だったことが背景にあるとみられる。
社会人生活で不安に感じていることでは「仕事が自分の能力や適性に合っているか」(48.9%)、「上司・先輩・同僚と上手くやっていけるか」(42.8%)が上位にあがった。 配属や上司は選べず運任せという意味の「配属ガチャ」「上司ガチャ」を懸念しているようだ。
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