2024年4月15日
厚生労働省の「令和5年賃金構造基本統計調査(概況)」によると、一般労働者・男性の所定内賃金は35.1万円となり、前年比2.6%増だった。年齢階級別では、55~59歳42.7万円でピークを迎え、大卒初任者を含む20~24歳22.9万円の1.9倍の水準となっている。対前年比では、20歳代や60歳以上で3%以上伸びた一方、中高年層の伸びはいずれも2%以下で、とくに35~39歳は0.6%増に留まった。役職者については、部長級60.4万円、課長級50.1万円、係長級38.2万円となり、0.8~1.9%増加している。