2016年3月3日
経団連と東京経協が共同で実施した「2015年6月度定期賃金調査」によ
ると、総合職・大卒のモデル賃金は22歳21.3万円、35歳39.1万円、
45歳53.8万円、ピークの55歳63.0万円などとなった。全年齢で前年結果
を上回り、とくに40~50歳代では4~5%台の大幅な上昇率を示してい
る。過去2年の減少傾向から一転して持ち直したもので、22歳に対する
ピーク時の倍率も前年の2.84倍から2.96倍に回復した。役職者賃金はお
おむね1%前後の微増となり、部長は69.8万円、課長は53.9万円だった。