2016年2月4日
関西地域の9つの経営者団体が共同で実施した標準勤続者賃金調査によると、大卒・事務技術のモデル所定内賃金は、非管理職が22歳20.5万円、35歳32.0万円、管理職では45歳48.1万円、55歳56.2万円などとなった。ピークを迎える際の水準を初任時22歳と比較すると、非管理職では定年直前の2.03倍、管理職では55歳の2.67倍に達している。一方で付帯調査のなかで調べた定年時のモデル退職金は、大卒・事務技術が1,800万円強となり、高卒では事務技術が1,580万円、技能がわずかに低い1,520万円だった。