2023年6月9日
積水ハウス㈱(大阪府大阪市、仲井嘉浩代表取締役 社長執行役員兼CEO)の住宅施工部門では、来春から技能工の人事処遇制度を改定し、職長級の年収を最大900万円へ大幅に引き上げる。
新たに施工スキルの熟練度を3段階で評価する仕組みを採り入れ、昇格と連動させて多能工化を進めていく。
従来は熟練者に独立を認め、ともに施工を担うなどの体制をとってきたが、直接雇用化を進めて“内製化”を図る。
担い手となる高卒人材の増員をめざして、来年度の新卒採用計画は2.4倍、翌25年度は3.4倍に拡大する。