2022年10月25日
新型コロナウイルス禍でリモ-トワ-クや在宅勤務が広がったが、オフィスの重要性を認識している経営者も多く、コミュニケ-ション不足や人事評価のしづらさなどの問題を実感する声が多い。
調査会社のネオマ-ケティングが、従業員300人未満で資本金3億円未満の賃貸オフィスビルに入居する全国のスタ-トアップや中小企業の経営者を対象に調べ、1,000件の有効回答を得た。
コロナ禍の2019年12月以降実感したことでは、オフィスビルの重要性を「実感した」「やや実感した」との回答が計46.7%に上った。
「リアルなコミュニケ-ション」では同74%、「リアルな会議」が61.1%とともに半数以上が重要性を実感している。
オフィスビルで働く上でのメリットを聞き取ると「気軽にコミュニケ-ションが取れる」が65.8%と最も多く、次に「業務に集中しやすい」が47.8%、「働くための環境が整っている」が45.5%と続いた。
新型コロナの感染拡大が収束した後にリモ-トワ-クの頻度がどう変わるかについては、「増加すると思う」「やや増加すると思う」との回答が計27.8%、一方で「減少すると思う」「やや減少すると思う」との回答は計32.9%と、減少すると思う方が上回った。
以上