2022年3月14日
各産業別労働組合が統一要求日を迎え、昨年を上回る賃上げ要求の状況が明らかになってきた。機械・金属の中小労組が8割を占めるJAMでは、平均要求額が8635円(3・39%)となり、同一組合による比較で前年を840円上回っている。ベア等の改善分は規模計で4647円、100人未満に限れば4969円で、中小が大手を上回る傾向が続いている。流通、サービス関係の労組が加盟するUAゼンセンでは、平均要求額が8855円(3・25%)となり、前年比では731円上回った。短時間労働者の要求は、時給ベースで37・0円(3・69%)となっている。