2021年1月18日
経団連と東京経営者協会が実施した2020年3月卒の決定初任給調査によると、大学卒・事務系は21万8472円、技術系は21万7864円だった。前年実績からの引上げ額はそれぞれ1531円、1185円で横ばいとなっている。初任給の引上げ改定をした企業は全体の42.6%で、前年調査と比較して14.6ポイント減少した。据置きとした企業が15.0ポイント伸び、57.4%となっている。決定に当たって最も重視した判断要因では、前回初めて2割に到達した「人材確保の観点」を挙げる割合が16.7%に低下した。