2020年4月7日
全国社会保険労務士会連合会(大野実会長)は3月23日、ILOとの間で、社労士制度の導入促進などに関する協力覚書を締結した=写真。新興国や発展途上国などにおける社労士制度の導入支援を展開していくほか、ILOが掲げるディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)の実現に向け、労働・社会保障法令の遵守を通じた労働者福祉の向上などに貢献する社労士の役割に関する意見交換を行うとした。締結に当たり大野会長は、「ベトナムやマレーシアといった制度の導入を検討している国々への支援など、積極的に活動していきたい」と意気込みを表明した。