2020年3月5日
関経連など9つの経営者団体が共同で実施した「標準勤続者賃金」調査によると、大卒・事務技術のモデル賃金は、非管理職の22歳が20.9万円で35歳では32.5万円だった。22~30歳で改善がみられた一方、35歳以上では前年より軒並み減少している。管理職をみると45歳48.7万円、55歳56.8万円だった。初任給に対するピーク時の倍率は、管理職が2.72倍だったのに対して、非管理職では1.98倍だった。規模別に非管理職35歳の賃金をみると、規模間の差が前年に比べて1.6万円縮まっている。地域別の水準では大阪、京都が他地域に比べて高い傾向にある。