2019年11月18日
経団連と東京経協が実施した2019年3月卒の決定初任給調査によると、大学卒・事務系は21万7,981円、技術系は21万7,834円だった。前年実績からの引上げ額はそれぞれ1,652円、1,736円となり、ともに0.8%伸びている。 高卒では、事務・技術・現業の3職種すべてで17万円を超えている。一方、初任給の引上げ改定をした企業は全体の約6割を占め、2年連続で据え置いた企業の数を上回った。 決定に当たって最も重視した判断要因では、「人材確保の観点」を挙げる割合が7年連続で伸びており、今回初めて2割を超えている。