2019年10月11日
飛島建設㈱(東京都港区、乘京正弘社長)は今年7月、60歳以降も現場所長などの役職や資格等級が変わらずに働ける65歳定年制へ移行した。 標準モデルでは60歳到達時の年収の約70%を確保し、全社共通の評価制度を適用する。原則として昇格は対象外となるが、基本給と年間賞与はそれぞれ能力・職責評価と業績評価で変動させる。 資格手当や子女手当などの諸手当については、継続的に同額を支給することとした。業界全体で人材不足が続くなか、経験豊富かつ技術・スキルの高いベテラン層に従来どおりの役割を担ってもらい、若手の成長を促し、後任の育成を急ぐ。