2019年8月29日
職階別の賃金実態を把握している人事院「職種別民間給与実態調査」によると、課長級の平均所定内給与額は事務系57.2万円、技術系58.3万円だった。 非役職者の係員級と比べると、ともに1.94倍の水準となっている。前年調査に比べて事務系では課長が3.0%減、部長が1.4%減と低下し、技術系では非管理職層に0.7~3.1%の落ち込みがみられた。 一方、定年後再雇用者の係員級の水準は、3.4%増の25.4万円と改善している。大卒初任給額は、事務系が0.3%増の20.2万円、技術系が1.0%増の20.6万円だった。