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「子の就職先への親心」

2019年8月8日

就活生の子に入社して欲しいのはどんな企業か。情報就職大手のマイナビが就活生の保護者向けに実施した調査で1千人からの回答によると、

□子どもが入社するのはどのような特徴を持った企業がよいか
・経営が安定している ・・・ 42.6%
・本人の希望や意志に沿っている ・・・ 28.7%
・福利厚生が充実している ・・・ 19.1%

が上位で“社風や雰囲気が良い”“子どもの能力や専門性を生かせる”“企業の成長性が見込める”が続いた。

□子どもが働く業界を選べる場合の希望は
・特に希望の業界はない ・・・ 22.8%
・官公庁、公社、団体 ・・・ 20.9%
・医療、調剤薬局 ・・・ 7.6%

で2番目と3番目は大きく差が開き、安定を重視していることがうかがえる。

また、子どもの就活環境については“多少楽”“かなり楽”の合計が38.5%で前年調査から4.0ポイント増え、売り手市場が続いていることが親世代にも認識されていることがわかった。現在と同様に売り手市場だったバブル期に就活を経験した保護者に聞いたところ、67.2%が自身より子どもの就活の方が“大変”“すごく大変”と回答した。理由として、“エントリ-シ-トの負担が大きい”“面接が多い”という声が多かった。バブル期は現在よりも内定が得やすく囲い込みも派手で、現在の方が選考過程が多く複雑なため、負担が大きいと親世代には映っているようだ。    以上

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