2019年6月21日
西日本旅客鉄道㈱(大阪府大阪市、来島達夫社長)は、基本給に7万円のベースアップを実施するなど、今年8月から定年後再雇用者の処遇を大幅にアップする。 現在は各種手当を組み込んだ定額の基本給を支給しているが、今後は乗務員手当などの職務関連手当を別建てとし、社員と同様に勤務実績に応じて加算することとした。 併せて基本給と年2回支給している精励手当の水準を引き上げ、年収ベースでは百数十万円改善する。同じく有期雇用者であるフルタイム勤務の契約社員の処遇も見直し、一時金である精勤手当を年間約20万円増額するほか、新たに家族手当なども社員と同様に支給する。