2019年5月20日
建設コンサルタントの㈱NJS(東京都港区、村上雅亮社長)は、ライン長と専門職に複線化する役割等級体系へ移行するとともに、 従来は一本化していた給与体系を見直した。年収の4割を賞与としていた報酬体系を改め、月給部分のウエートを高めている。 職群・等級ごとに求められる役割をより明確にすることで、等級間で重複部分の多かった基本給レンジを整理した。 レンジの中位を過ぎた場合は、昇給額を約3分の2に抑える仕組みも採り入れている。併せて将来の専門人材確保を見据え、70歳定年制も導入。 60歳以降はシニア専用の体系を適用するが、年収は従前の7~8割程度を維持する。