2019年3月8日
関経連など9つの経営者団体が共同実施した「標準勤続者賃金」調査によると、大卒・事務技術のモデル賃金は非管理職が22歳20.8万円、35歳32.8万円、管理職では45歳49.0万円、55歳57.1万円などとなっている。ピーク時の水準は、非管理職で初任給の1.99倍、管理職では2.71倍だった。付帯調査では定年後再雇用者の処遇について調べており、公的年金支給開始前の60~61歳の年間賃金は383.7万円、62~64歳は370.4万円だった。回答企業の23.4%が直近3年以内に処遇を見直しており、今後の見直しを予定する企業、検討する企業が、合わせて3割強を占めている。