2018年11月22日
経団連と東京経協が共同実施した2018年3月卒の決定初任給調査によると、大卒初任給は事務系21万3,743円、技術系21万5,293円だった。 17年実績との差額を聞いた対前年引上げ額は、順に1,869円、1,760円、率では0.88%、0.82%となっている。 初任給を引き上げた企業が全体の59.0%を占め、据え置いた企業40.8%を大きく上回った。 決定に際して最も考慮した判断要因については、「世間相場」27.6%が例年どおり最も高い割合を示す一方、「人材確保の観点」を挙げる割合が5年連続で上昇し、19.1%にまで高まっている。