2018年7月5日
損保ジャパン日本興亜ひまわり生命保険㈱(東京都新宿区、大場康弘社長)は今年7月、転居を伴う転勤の有無で分けていた総合職層を「基幹職」に一本化する新制度を導入した。従来はグローバルとエリアで別々だった給与体系を統一し、固定化された役割意識の払拭をめざす。一方でフルタイム契約社員のさらなる有効活用を図るため、給与の上限を主任レベルの下限付近まで引き上げた。無期転換先の区分として「専任職」を新設し、退職金、確定拠出年金を適用している。既存人材の役割拡大を狙い、新たにチャレンジ度を評価するMBOを全社的に採り入れている。