2018年5月9日
公益財団法人日本生産性本部と一般社団法人日本経済青年協議会が発表した、平成29年度新入社員1882人を対象にした「働くことの意識」調査結果を過去の推移でみると
○«第一志望に入社できたか»
平成21年度 62.3%
平成22年度 55.2%
平成23年度 56.6%
平成24年度 60.9%
平成25年度 52.0%
平成26年度 55.0%
平成27年度 56.4%
平成28年度 60.2%
となっており、平成22年度に大幅に減少したが、平成26年度以降は改善傾向が続いている
4月1日現在の大卒者の就職率をみてみると(厚生労働省・文部科学省調査)
平成23年3月卒業者 91.0%
平成24年3月卒業者 93.6%
平成25年3月卒業者 93.9%
平成26年3月卒業者 94.4%
平成27年3月卒業者 96.7%
平成28年3月卒業者 97.3%
に達し、年々少しずつ好転している
○≪仕事についての考え方や希望は» (前年度)
第1位 社会や人から感謝される仕事がしたい 92.5(-1.5)
第2位 仕事を通じて人間関係を広げたい 92.4(-1.7)
第3位 WLBに積極的に取り組む職場で働きたい 91.8(+0.8)
第4位 どこでも通用する専門技術を身につけたい 90.6(+1.2)
第5位 高い役職につくため少々の苦労はしても頑張る 81.1(-3.5)
第6位 終身雇用ではないので会社に甘える生活はできない 77.5(+0.5)
第7位 仕事を生きがいとしたい 73.6(-1.2)
第8位 仕事をしていく上で人間関係に不安を感じる 66.2(-1.5)
第9位 できれば地元(自宅から通える所)で働きたい 60.7(-0.3)
第10位 職場の上司、同僚が残業していても
自分の仕事が終わったら帰る 48.7(+9.9)
○«どのポストまで昇進したいか»
(平成18年度) (平成18年度)
社長 男性/ 15.9% (24.8%) 女性/2.8% (6.2%)
部長 男性/ 24.1% (20.7%) 女性/6.6% (2./3%)
課長、係長、主任班長 男性/11.0%(3.5%) 女性/30.9%(18.9%)
で社長への回答は大きく減っているが部長以下のポストへの昇進志向は男女とも高まっている
以上