2018年2月14日
経団連と東京経協が共同実施した「昇給、ベースアップ実施状況調査」によると、2017年の平均賃上げ額は6,914円となり、所定内賃金に対する引上げ率では2.3%だった。過去4年間では15年の7,308円、2.4%に次ぐ水準で、前年比では102円、0.1ポイント上昇している。昇給・ベアの区別がある企業224社のうち、ベアを実施した割合は58.9%に。15年の64.8%には及ばなかったが、4年連続で5割を超えた。賃上げに際して主に考慮した要素には、「企業業績」、「世間相場」に続き「人材確保・定着率」が挙がっている。